産後の骨盤矯正は意味ない?医学的根拠や効果をわかりやすく解説!

産後の骨盤矯正は意味ない?医学的根拠や効果をわかりやすく解説!

監修者
オーダーメイド整体TADASU 技術監修 / 理学療法士
坂下翔太
Sakashita Shota
・株式会社towards代表取締役
・オーダーメイド整体TADASU 技術監修
・オンラインサロン「Synergist Lab.」運営
・取得資格:理学療法士、PHI Pilates Instructor、NASM-PES、Foot control trainer

臨床数2万件以上。自身の臨床の中で患者自身の運動学習の必要性を感じ、ピラティスやAnimal flowなどの運動療法を積極的に用い、臨床施術に加えアスリートから学生まで幅広く指導しながら後進育成に従事。

産後ケアとして定番の骨盤矯正ですが、「意味がない」という声を耳にし、やるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

骨盤矯正が意味がないと言われる理由は科学的な根拠がまだ不足している点にあり、頻度などの要因で効果に個人差も出やすいです。

しかし、妊娠や出産によって骨盤まわりに大きな負担がかかるのは事実であり、放っておくと腰痛やぽっこりお腹などの不調につながることもあります。

この記事では、「骨盤矯正は意味がない」といわれる理由をはじめ、必要なケアについて詳しく解説します。

【この記事で分かること】

正しい知識を身に着けることで、自分にとって有効なケアを選択できるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。

産後の骨盤矯正は意味がないといわれる理由

産後の骨盤矯正は意味がないと言われる理由

出産後は、体の形やホルモンバランスが大きく変化するため、筋肉への負担が増え、体が不均衡な状態になりやすくなります。

とくに、骨盤周りや腰の筋肉に負担が集中しやすく、その結果、腰痛や体の不調を引き起こすことがあります。

骨盤矯正で筋肉の硬さや緊張をほぐすことで、体への負担が軽減され、腰痛などの不調が改善する可能性があります。

それでは、なぜ産後の骨盤矯正は意味がないといわれるのか、その理由として主に以下が挙げられます。

ただし、産後の骨盤矯正そのものが無意味というわけではありません

多くの場合、誤解や過度な期待とのズレが原因となって、「意味がない」と感じてしまうのです。

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

骨盤矯正に医学的な根拠が少ない

骨盤矯正は、医学的に効果が証明された治療法ではありません

科学的な根拠が明確でないため、「意味がない」と受け取られることがありますが、正しくは「治療効果が証明されていない」という表現が適切です。

ただし、産後の腰痛や体の不調は筋肉への負担やアンバランスが原因であることが多く、骨盤矯正により筋肉の硬さや緊張をほぐすことで、結果として負担が軽減する可能性があります。

また、「骨盤矯正」には明確な医学的定義がなく、施術内容も施設によって異なります。

一般的には、以下のような手技が用いられます。

  • 骨盤の左右差や傾きを手技で調整する
  • 筋肉の緊張やゆがみを緩めて姿勢を整える
  • 呼吸や歩き方のクセを整える

骨盤のゆがみと不調との因果関係は医学的には明確に立証されているわけではありませんが、これらの施術によって体の不調が改善したと感じる方がいるのも事実です。

とくに産後の腰痛や体の不調は筋肉への負担やアンバランスが原因であることが多く、筋肉の硬さや緊張をほぐすことで、結果として負担が軽減する可能性があります。

「骨盤矯正=骨を動かす」といった狭い理解ではなく、心身のコンディショニングケアの一環として位置づけることが大切です。

施術内容や通い方によって結果が異なる

骨盤矯正は一度の施術で劇的に変化を感じるものではなく、以下のような要素によって効果実感に差が出やすいのが特徴です。

  • 通院の頻度
  • 担当者の技術力や施術方法の違い
  • 受ける側の筋力や骨格バランスの状態

中でも重要なのが通院頻度で、週1〜2回のペースで1〜2ヶ月ほど継続することが目安とされています。

隔が空きすぎると効果を実感しにくくなるため、特に施術を始めたばかりの時期は、定期的な通院が推奨されます。

また、施術者によって技術力やアプローチ方法に違いがあるため、国家資格の有無や産後ケアに対する知識の深さも整体院を選ぶうえで大切な判断材料です。

TADASUでは資格保有者がお客様が期待する効果から逆算し、一人ひとりの体の状態や生活に合わせた施術プランをご提案しています。

ゴールを見据えた施術プランにより、通院中も「なぜこの施術が必要なのか」を理解しながら、納得感を持って前向きに取り組んでいただけることが特徴です。

現在、初回体験を税込1,500円というリーズナブルな料金でご利用いただけるため、ぜひお気軽にご相談ください。

期待が高すぎると「意味なかった」と感じやすい

骨盤矯正に対して過度な期待を抱いてしまう背景には、SNSや広告などで見かける「短期間で痩せた」「姿勢が一気に整った」といった誇張表現があります。

こうした情報を鵜呑みにすると、たとえ何らかの変化があった場合でも「期待していたほどじゃなかった」と感じ、「意味がなかった」と判断しやすくなるのです。

また、たとえば肩こりは楽になったのに体型に変化が見られなかった場合など、一部の効果が実感できなかったことを理由に「すべて効果がなかった」と判断してしまうケースもあります。

骨盤矯正は医学的治療というよりも、日常の体の使い方を整える補助的なケアです。

効果は徐々に感じるものなので、即効性を過度に期待するのではなく、焦らずに継続することが大切です。

産後の骨盤矯正をしないとどうなる?放置によるリスクと必要性

産後の体には実際に大きな変化が起きており、何もケアをしないまま放置してしまうと将来的な不調につながるおそれがあります。

特に注目すべきポイントは以下の3つです。

それぞれのリスクやケアの必要性について、順を追って解説していきます。

妊娠・出産で起こる骨盤の変化

背骨と下半身をつなぐ重要な部位である骨盤は、背骨の延長線上に存在する仙骨と、腸骨で構成される仙腸関節が存在します。

ここは靭帯によって強固に連結されていますが、リラキシンが放出されることによって仙腸関節まで緩み、結果的に腰痛につながります

産後1〜2ヶ月でリラキシンの影響は収まり、3〜8ヶ月かけて少しずつ組織回復するといわれています。

ただし、筋力の低下や体の使い方の変化によって、回復が遅れる方も少なくありません。

そのため、骨盤ケアを行なった方と行っていない方では、社会復帰や痛みの重症度・期間にも雲泥の差が出ることがあります。

早期回復を目指したい方は、運動療法や姿勢の見直しといった、専門的なリハビリが効果的です。

また、骨盤矯正も筋肉の緊張をほぐしたり、日常の動き方を整える内容であれば有効な選択肢の1つになります。

TADASUでは縮こまった筋肉を徒手療法に加えて、運動療法を併用することで、当院でしか目指せない再発しない体を作り、結果的に根本改善を目指せます。

「産後の不調がなかなか改善しない」とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。

骨盤のゆがみが日常生活に与える影響

産後に骨盤のゆがみが残ると、体全体のバランスが崩れ、骨盤まわりの筋力低下や過度な緊張を引き起こす原因となります。

その結果、次のような不調が現れる可能性があります。

  • 腰痛や肩こり
  • 尿もれや股関節の違和感
  • 猫背や反り腰などの姿勢の乱れ
  • ぽっこりお腹

これらの不調は、抱っこや授乳による前かがみの姿勢が習慣化することで、さらに骨盤のゆがみや筋肉への負担を助長し、悪化することもあります。

ただし、産後の骨盤はまだ柔軟で、自然な回復が進んでいる時期でもあります。

だからこそ、このタイミングで正しいケアを取り入れることで、不調の軽減や体のバランス改善につながる大きなチャンスとなるのです。

ケアをしないまま放置すると起こる影響

骨盤のゆがみや筋機能の低下を放置すると、体の不調が長期化するおそれがあります。

実際に、出産後も5〜8.5%の女性が2年近く骨盤まわりの痛み(骨盤帯痛)を抱えているという報告もあります。
参考:J-STAGE「周産期のリハビリテーション医療」

骨盤帯痛は、骨盤のゆがみが一因になっているケースもあると考えられており、骨盤矯正などのケアが痛みの改善に役立つ可能性も。

そのため、違和感や痛みが続く場合は、「そのうち治るだろう」と放置せず、早めに専門的なケアを取り入れることが大切です。

▼産後の骨盤矯正はいつから・どこで受けるのが適切か知りたい方はこちら
産後の骨盤矯正はいつからどこで受けられる?

産後の骨盤矯正で期待できる効果

産後の骨盤矯正で期待できる効果

産後の骨盤ケアによって期待できる代表的な効果は、以下の通りです。

「骨盤矯正は意味がない」といわれることもありますが、実際には効果を実感する方もいます

骨盤矯正を検討する際の判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。

整体やその効果に関して、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>整体は効果ない?医学的根拠をもとに意味ないと言われる理由を徹底解説

痛みの軽減が期待できる

産後の骨盤帯痛や腰痛などには、骨盤の安定性を高めることが痛みの軽減に有効とされています。

骨盤の安置性が高まることで、以下のような効果が期待できます

  • 骨盤が安定し、姿勢が整いやすくなる
  • 体のバランスが改善され、動作がスムーズになる
  • 腰痛や股関節の違和感が軽減する
  • 筋肉や関節への負担が減り、疲れにくくなる

一方で、肩こりなど上半身の不調は、授乳や抱っこによる負担が主な原因となっているケースも多く、骨盤矯正だけでは十分に改善しない場合もあります。

そのため、骨盤まわりのケアに加えて、肩まわりの筋肉をほぐすことや、姿勢改善を通じて全身のバランスを整えることが大切です。

ぽっこりお腹の改善や、代謝アップが期待できる

骨盤の前傾や後傾を整えることで、ぽっこりお腹の改善や代謝アップが期待できます。

骨盤が正常な位置に戻ると、内臓を支えるスペースが本来の位置に整い、以下のような効果が期待できます。

  • 姿勢が安定しやすくなる
  • 腹筋が働きやすくなる
  • 骨盤底筋が使いやすくなる
  • 代謝が上がりやすくなる

骨盤の傾きが整うとインナーマッスルが働きやすくなり、体幹の安定やぽっこりお腹の改善につながるとされています。

また、骨盤底筋が適切に収縮しやすくなるため、産後の尿もれ予防にも有効です。

こうした効果を持続させるためには、骨盤矯正に加えて正しい姿勢を意識し、軽い運動を継続することが大切です。

TADASUでは、継続的な変化を実感していただけるよう、運動療法と組み合わせた施術に加え、ご自宅で取り組めるセルフケアのアドバイスも行っています。

不調を繰り返さない体づくりを目指したい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

ストレス緩和や自分時間の確保が期待できる

産後の骨盤ケアを通して、ストレス緩和や自分時間の確保が期待できます。

育児中は、「自分の時間がないこと」自体が大きなストレス要因になることも少なくありません。

骨盤矯正の施術時間は、体を整えるだけでなく、自分自身を労わる大切な時間としても機能します。

こうしたケアの時間を通じて、以下のような心身へのメリットが期待できます。

  • 自分のための時間が持てる
  • 気分をリセットできる
  • 育児から一時的に離れられる
  • 気軽に外出するきっかけになる
  • 人と話すことで気が晴れる
  • 孤独感がやわらぐ

このような小さな変化の積み重ねが、産後のストレスや孤立感を和らげ、前向きな気持ちを取り戻すきっかけにもつながります。

社会復帰の早期化を目指せる

骨盤矯正により痛みが軽減し、身体機能や筋力が改善されることで、育児や家事・就労などの日常生活や職業生活への耐性が向上します。

多くの女性が産後に腰痛、骨盤痛、筋力低下などの不調を抱えており、これらの症状が職場復帰の障害となることがあります。

骨盤矯正は骨盤の歪みと不安定性を改善し、痛みを和らげて身体機能を回復させるための有力なアプローチです。

骨盤痛や腰痛を解決することで、身体的な自信がつき、職場復帰への心理的な不安も軽減できます。

二次的な疾患を予防できる

骨盤矯正によって骨盤の歪みや不安定性を改善することで、以下のような産後に起こりやすい二次的な疾患の予防につながります。

症状名産後に起こる主な理由
仙腸関節炎出産で緩んだ仙腸関節が不安定になり、炎症や痛みを引き起こす
椎間板ヘルニア骨盤の歪みで背骨に過度な負担がかかり、椎間板が飛び出しやすくなる
骨盤臓器脱骨盤底筋のゆるみと骨盤の開きにより、膀胱や子宮が下がりやすくなる

骨盤矯正によって、ズレた仙腸関節を正しい位置に戻すことで、炎症が起きにくくなり、慢性的な腰痛を予防することが可能です。

さらに、骨盤の傾きを正常に整えることで、椎間板への圧迫が軽減され、ヘルニアや腰痛の慢性化リスクを軽減できます。

また、骨盤が開いたままだと内臓が支えられず、将来的に骨盤臓器脱や尿漏れのリスクが高まります。

骨盤矯正で開いた骨盤を締めることで、骨盤底筋が適正な位置に戻りやすくなり、筋肉が適切に働くようになるため、内臓が下がるのを防ぐことが可能です。

自宅でできる骨盤まわりのセルフケア

自宅でできる骨盤まわりのセルフケアとして、以下を取り入れることもおすすめです。

整体や整骨院に通えない場合でも、セルフケアは産後の体をいたわる手段として役立ちます。

骨盤底筋を鍛える

骨盤の安定や内臓を支える力を取り戻すためには、骨盤底筋のトレーニングが効果的とされています。

骨盤底筋は産後に筋力が低下しやすい部位のひとつで、鍛えることで以下のような効果が期待できます。

  • 尿もれの予防
  • 姿勢の安定
  • 腰痛の軽減

まずは以下のような簡単な動きから始めて、少しずつ“自分の体を取り戻す”感覚を大切にしてみましょう。

  • 仰向けでひざを立て、肛門を締める
  • 椅子に座り、お腹に力を入れて3秒キープする

どちらの動きも呼吸を止めず、リラックスしながら行うのがポイントです。

毎日少しずつ続けることで、徐々に筋力が戻りやすくなります。

姿勢を整える

産後は授乳や抱っこによって前かがみの姿勢が続き、猫背や反り腰のクセがつきやすくなります

こうした姿勢の乱れは、肩こりや腰痛の原因にもつながるため、日常の姿勢を見直すことが重要です

日頃の姿勢で以下のポイントを意識して、少しずつ習慣化を目指しましょう。

  • 椅子に深く腰掛ける
  • 頭の位置をまっすぐ保つ
  • 抱っこ中は背中を丸めない
  • 骨盤を前後に傾けすぎない

なかでも、お腹に力を入れて骨盤をしっかり立てる意識を持つだけで、体への負担は大きく変わります。

ただし、姿勢の維持に必要なインナーマッスルは、普段の生活では意識的に使いづらく、自力だけで姿勢を改善するのは難しいケースもあります。

正しい姿勢がわからない、意識してもすぐ戻ってしまうという方は、整体で体のバランスを整えることがおすすめです。

TADASUでは国家資格を持つ施術者が一人ひとりの姿勢を丁寧に分析し、体幹へのアプローチを通じて、体を支える力を引き出します。

整体施術と運動療法を組み合わせることで、姿勢を根本から整え、持続的な改善へと導きます。

ストレッチや体操を行う

ストレッチや体操を取り入れることで、産後の体をやさしくケアできます。

特に、太ももやお尻、股関節まわりを無理なく動かすストレッチは、産後の身体に負担をかけず、リフレッシュにも効果的です。

ちょっとした隙間時間に無理のない範囲で、次のような動きを取り入れてみましょう

  • 仰向けでひざを抱える
  • 椅子に座り前に体を倒す
  • 足を開いて股関節を伸ばす
  • 壁に手をついて太ももを伸ばす

いずれも呼吸を止めず、リラックスした状態で1回20〜30秒を目安に行うことが効果的です。

毎日少しずつ続けることで、血流が促進され、筋肉のこわばりがやわらぎ、体が動かしやすくなっていきます。

産後の骨盤矯正はいつからどこで受けられる?

産後の骨盤矯正への疑問を、以下の観点からわかりやすく解説します。

受けられる場所を整理し、スムーズにケアを受けられるようにしましょう。

骨盤矯正は産後2ヶ月目から始められる

骨盤矯正は、一般的に産後2ヶ月目を目安に始めることが推奨されます。

この時期は、子宮の回復や悪露の落ち着きが見られ、健診で医師の許可が得られるタイミングでもあります。

産後すぐの骨盤はまだ不安定な状態にあるため、骨盤矯正を始める時期は慎重に見極める必要があります。

また、体調に不安がある場合や、不調が強く出ているときは、無理に施術を受けず、自宅でできるセルフケアから始めることもおすすめです。

軽いストレッチや骨盤底筋のトレーニングなど、体への負担が少ない方法から少しずつ取り入れることが、回復への第一歩となります。

整体で骨盤矯正を受ける

産後の骨盤矯正を受ける場所として、最も一般的なのが整体院です

産後の骨盤や姿勢に関する知識や経験をもとに、筋肉や関節のバランスを整える施術を行います。

ただし、施術者は国家資格を持たないこともあるため、不安な方は予め公式サイトから資格の有無を確認しておくと安心です。

主な内容としては、以下のようなケアが挙げられます。

  • 骨盤のゆがみを調整する施術
  • 筋肉の緊張やバランスを整える
  • 姿勢のサポートや動作指導

これらのケアによって、腰痛などの産後の不調の軽減が期待されますが、「その場しのぎ」にならないよう、継続的なサポートが重要です。

TADASUでは、施術に加えて運動療法を取り入れることで、体幹へ働きかけることができ、根本的な改善を目指せます。

有資格者がお客様一人ひとりの目指す体の状態に合わせて、最適なプランをご提案いたします。

今なら初回体験は60分1,500円(税込)で受けられるので、ぜひお気軽にご相談ください。


整骨院との違いを知る

整体と整骨院は似たイメージを持たれやすいですが、施術内容や資格の有無などに明確な違いがあります

産後ケアとして骨盤矯正を受ける際にも、それぞれの特徴を理解したうえで選ぶことが大切です。

以下の表に、主な違いをまとめました。

比較項目整体院整骨院(接骨院)
資格民間資格・無資格の場合もあり国家資格(柔道整復師)
保険適用自由診療のみ外傷(捻挫・打撲など)のみ適用可
骨盤矯正自由診療として対応自由診療として対応
施術内容姿勢・筋肉・骨格バランスの調整など骨折・脱臼・捻挫などの処置中心
法的な扱い医療機関ではない医療類似行為として認可

産後ケアとして骨盤矯正を受ける場合は、いずれも保険が適用されない自由診療となります。

整体は「姿勢・筋肉・体のバランスを整える」ことを目的としたケアが中心で、骨盤のゆがみや姿勢の乱れを整えたい方におすすめです。

一方で、整骨院ではケガや急性の痛みに対する処置が主な対応となるため、産後の動作で体を痛めたなど保険が適用されるケースについても相談したい方に適しています。

整体と整骨院の違いは、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>整体院と整骨院の違いとは?目的に合った選び方やポイントを解説

医療機関や助産院も検討する

骨盤に強い痛みや違和感がある場合は、整形外科などの医療機関で診察を受けることが重要です。

骨折や神経の圧迫などが疑われるケースでは、まず医学的な評価と適切な治療が優先されます。

また、助産院では、産後ケアの一環として骨盤のサポートを行っている施設もあり、助産師による施術や生活指導を受けられることもあります。

医療的な視点から身体を整えたいと考える方にとっては、安心して相談できる選択肢のひとつです。

こうした中で、TADASUでは医療機関との連携体制も整えており、必要に応じて専門的な対処が受けられるようサポートしています。

「どこに相談すればいいかわからない」「複数のケアを組み合わせたい」という方も、安心してご相談いただけます。

TADASULP画像

TADASUは国家資格保有者が一人ひとりが目指す体の状態から逆算し、オーダーメイドの施術をご提供しています。

  • 経験豊富な国家資格保有の施術者が担当
  • 骨格×体幹で根本改善を目指す
  • 骨格・筋力状態に合わせたオーダーメイド施術
  • 施術後のセルフケアサポートも充実

筋肉の緊張をほぐした状態で運動療法を取り入れ、体幹へアプローチすることで根本的な改善を目指します。

正しい身体の使い方を習慣化させることで、本来のポテンシャルを発揮できるようサポート。

産後の骨盤ケアを行い、慢性的な不調を整えたい方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングをお試しください。

産後の骨盤矯正に関するQ&A

産後の骨盤矯正でよくある質問を、以下にまとめました。

不安や迷いを解消しながら、自分に合ったケアの選択につなげていきましょう。

産後の骨盤矯正で痩せる?

骨盤矯正は脂肪を直接燃やすものではないため、単体で大きな減量効果があるわけではありません

ただし、骨盤の傾きが整うことで姿勢が良くなり、腹筋や骨盤底筋が働きやすくなることで、基礎代謝が上がりやすくなることがあります。

このため、運動や食事とあわせて取り入れることで、体型の変化を実感する人もいます。

痩せるというよりは「痩せやすい体を作るための土台」として考えるとよいでしょう。

整体とセルフケアの違いは?

整体とセルフケアの違いは、「目的」と「アプローチの深さ」にあります。

セルフケアは、日常的な姿勢の意識やストレッチなど、手軽に続けられる予防・補助的なケアとして有効です。

一方、整体では体の状態を専門的に見極めたうえで、骨盤の調整や筋肉のバランス改善など必要な施術を受けられます。

どちらか一方だけに頼るよりも、併用することで変化を実感しやすくなるでしょう。

産後の骨盤矯正に保険は適用されるの?

産後の骨盤矯正は、基本的に「自由診療」となり、健康保険は適用されません

ただし整骨院の場合は、捻挫や打撲などの外傷と診断された場合に限り、保険が適用されることがあります。

骨盤のゆがみ改善や産後ケアを目的とした施術は、ほとんどが自己負担になるため、注意しましょう

骨盤矯正を受けるか迷っている場合は?

骨盤矯正を受けるか迷っている場合は、以下のように対処することがおすすめです。

  • 自宅でできるセルフケアから始める
  • 信頼できる施術者に相談する

大切なのは「様子を見る」のではなく、自分に合うケアを知ることです。

その一歩が、心と体を整えるきっかけになるでしょう。

産後の骨盤矯正で迷ったらTADASUにご相談ください

「産後の骨盤矯正は意味がない」といわれることがありますが、その多くは効果に対する誤解や過度な期待によるものです。

実際には、妊娠・出産を経て骨盤まわりに変化が生じる方は多く、適切なケアを取り入れることで、体の不調改善に役立ちます。

TADASUでは、理学療法士が一人ひとりの体の状態を丁寧に見極めたうえで、オーダーメイドの施術プランをご提案いたします。

初回体験は60分1,500円(税込)で受けられるため、「まずは試してから判断したい」という方にもお気軽にご利用いただけます。

産後の不調改善へ一歩踏み出したい方は、お気軽にご相談ください。


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