首の右側だけが痛い原因は?専門家が対処法を解説

首の右側だけが痛い原因は?専門家が対処法を解説

監修者
オーダーメイド整体TADASU 技術監修 / 理学療法士
坂下翔太
Sakashita Shota
・株式会社towards代表取締役
・オーダーメイド整体TADASU 技術監修
・オンラインサロン「Synergist Lab.」運営
・取得資格:理学療法士、PHI Pilates Instructor、NASM-PES、Foot control trainer

臨床数2万件以上。自身の臨床の中で患者自身の運動学習の必要性を感じ、ピラティスやAnimal flowなどの運動療法を積極的に用い、臨床施術に加えアスリートから学生まで幅広く指導しながら後進育成に従事。

首や首筋の右側だけが痛み、原因が分からずどう改善すれば良いのか困ってはいませんか?

首の右側の痛みの原因は、寝違えやストレスのほか、交通事故によるむち打ちまで様々です。

痛みの長さや性質によっては、医療機関を受診しなければいけない場合もあります。

本記事では、首の右側だけが突然痛くなる原因・首の右側の痛みで考えられる病気について紹介します。

首の右側・首筋の痛みへの対処法や、首の痛みで病院を受診すべきタイミングも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

首の痛みならTADASUにお任せください

tadasu

オーダーメイド整体TADASUはオーダーメイドケアで、体の悩みを根本から解決する整体院です。

施術は30分から90分までで、状態に合わせて選べるコース制を採用。料金は5,500円~16,500円(税込)です。

さらに、オーダーメイド整体TADASUには以下の魅力があります。

  • 国家資格を保有したセラピストによる解剖学に基づいた施術が受けられる
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オーダーメイド整体TADASUの60分初回体験では、本来の価格から86%割引の1,100円で施術が受けられます。

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首の右側だけが突然痛くなる原因

首の右側だけが突然痛くなる原因

首の右側だけ突然痛くなる原因として、以下が挙げられます。

原因の詳細を確認し、首の右側だけ痛みを感じる理由を探してみましょう。

姿勢不良による筋肉の疲労やこり

首の片側だけに痛みを感じる一般的な原因として、筋肉の疲労やこりが挙げられます。

一般的に頭の重さは体重の1/10ほどと言われており、長時間のデスクワークやスマホの使用は、重たい頭を支えるために首や肩の筋肉に負担をかけ、こりや痛みを引き起こします。

また精神的なストレスも同様に筋肉を緊張させ、痛みを増幅させる原因の1つです。

交感神経の過緊張による血管収縮が血流不全につながり、筋の酸欠状態を引き起こす可能性があります。

筋肉の緊張を和らげるには、定期的な休息・ストレッチ・マッサージが効果的です。

首の片側の痛みが続く場合は、専門家に相談しましょう。

TADASUでは、丁寧なカウンセリングと詳細な検査を行い、一人ひとりの状態に合わせた最適な施術プランを作成します。気になる方は初回体験にてご相談ください。

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寝違え

寝違えは睡眠中に不自然な姿勢を長時間続けた結果、首の筋肉や靭帯が炎症を起こし、痛みが生じる状態です。

寝違えを起こした状態で首を動かすと激しい痛みがあり、首の可動域が制限されることがあります。

主な原因として、枕の高さや硬さが合わない・睡眠中の姿勢が悪い・疲労やストレスによる筋肉の緊張などが考えられます。

通常は数日から1週間程度で自然に回復しますが、痛みが強い場合は病院を受診しましょう。

当院は専門的な知識や技術を持つ医療資格保持者が在籍しており、提携院もあるためシームレスな連携が可能です。

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ストレス

ストレスは、首の痛みを引き起こす要因の1つです。

精神的なストレスは、筋肉の緊張を高め、首や肩のこりを引き起こします。

特に、首の右側に痛みを感じる場合、身体のゆがみや姿勢の悪さが影響している可能性もあります。

ストレスを軽減するためには、適度な運動や休息、リラックスできる時間を持つことが大切です。

交通事故によるむちうち

交通事故などで首が激しく揺さぶられると、むちうちになる場合があります。

むちうちとは、衝撃で振られた頭を元に戻すための保護反応として、首やそこにつながる背骨、体幹まで一気に全身の筋肉が緊張することです。

事故直後はむちうちによる症状が出にくいこともありますが、数日後に痛み始めることもあるので注意しましょう。

また首だけでなく、肩や背中、腕にも痛みや痺れを感じることがあります。

むちうちは早期の適切な治療が重要で、放置すると後遺症が残る可能性もあります。

医療機関での診察を受けるなど、症状に合わせて対処しましょう。

その他の危険な疾患による可能性

上記以外で考えられる原因として、以下の疾患が挙げられます。

疾患症状
筋筋膜性疼痛症候群筋肉や筋膜に痛みやこわばりが生じ、特定の部位から痛みが広がる
線維筋痛症脳の痛みを感じるセンサーが障害を受けたり、精神的な要因が絡んで、痛みやこわばりが生じ、疲労感・睡眠障害・精神的な症状を伴う
変形性頸椎症加齢に伴い頸椎の椎間板や関節が変形し、神経を圧迫することで、首の痛み・肩・腕の痺れを引き起こす
関節リウマチ免疫システムの異常により関節に炎症が起こり、痛み・腫れ・こわばりを引き起こす
腫瘍腫瘍が神経を圧迫することで、首の痛み・痺れ・運動障害などを引き起こす
感染症(髄膜炎、脊椎炎など)感染部位の炎症により、首の痛み・発熱・頭痛などを引き起こす

これらの疾患は、いずれも専門的な診断と治療が必要となります。

首の痛みが続いている・他の症状を伴っている場合は、早めに医療機関を受診してください。

首の右側の痛みで考えられる病気

首の右側の痛みが起きた際、考えられる病気として以下が挙げられます。

ずっと首の痛みが続いている・別の症状が出てきている場合は、上記の病気に当てはまる可能性があります。

頸椎症

頸椎症は加齢に伴う頸椎の変形が原因で、首や肩の痛み・腕や手の痺れ・運動障害などを引き起こす疾患です。

首は特に指先や肩周りに指令を出す神経繊維が通っているので、こわばりのほか、腕や手の痺れ、指の細かい動きがしにくい、歩行が不安定になるなどの症状が現れることがあります。

首が痛い、肩甲骨あたりが痛い、手がしびれるなどの症状だけの場合は、飲み薬や物療での治療が主となります。ただし、首や手の痛みだけであっても、安静にしているにもかかわらず激しい痛みを伴う場合や、発熱を伴う痛みは要注意なので、早い時期に専門施設を受診することをお勧めします。
引用: 近畿大学病院「頸椎症性脊髄症の治療

症状は時間をかけて進行し、悪化すると日常生活に影響を及ぼすことがあるので早めに対処しましょう。

治療方法は、症状の重さや進行状況によって異なり、薬による治療やリハビリ、手術などがあります。

なるべく早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

頚髄症

頚髄症は、加齢などにより首の骨(頸椎)や椎間板が変性し、脊髄が圧迫されることで生じる疾患です。

主な症状には、首の痛みや肩こりのほか、手足のしびれ、筋力低下、歩行障害、排尿障害などがあります。

首が痛い、肩甲骨あたりが痛い、手がしびれるなどの症状だけの場合は、飲み薬や物療での治療が主となります。ただし、首や手の痛みだけであっても、安静にしているにもかかわらず激しい痛みを伴う場合や、発熱を伴う痛みは要注意なので、早い時期に専門施設を受診することをお勧めします。
引用: 近畿大学病院「頸椎症性脊髄症

頚椎症と似ていますが、頚髄症は脊髄そのものへの圧迫が原因であるため、より重い神経症状が出ることがあります。

治療は症状の程度によって異なり、軽症であれば薬やリハビリ、重症であれば手術が検討されることもあります。

早期発見と適切な治療が重要なため、手や足の動きに異常を感じた場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎椎間板ヘルニアは、首の骨の間にあるクッションのような役割をする椎間板が変形し、神経を圧迫することで、首や肩の痛み・腕や手の痺れ・運動障害などを引き起こします。

おもな症状は、急に生じた首の痛み(寝違えたような痛み)に引き続いて生じる、腕や手指のしびれや痛みが特徴的ですが、腕や手指の脱力が生じることもあります。飛び出した椎間板の内容物が大きく、脊髄を圧迫すると、脊髄症のように巧遅運動障害や歩行障害が生じることもあります。
引用: 一般社団法人日本脊髄外科学会「頚椎椎間板ヘルニア

原因として、加齢による椎間板の水分量の変化や頭部前方偏位(ストレートネック)、姿勢の悪さや交通事故などによる外傷が挙げられます。

症状は首の痛みやこり、腕や手の痺れ、手指の細かい動作の困難さなど多岐に渡る点が特徴です。

症状の程度に応じて、薬の処方やリハビリなどの手術をしない理学療法、手術による治療が選択されます。

時間が経過するにつれて症状も悪化するので、早めに医療機関を受診しましょう。

頸部リンパ節膨張

頸部リンパ節膨張は首のリンパ節が腫れる状態を指し、感染症や炎症、腫瘍など様々な原因で起こります

頸部(くび)のリンパ節が腫脹する疾患は多くありますが、炎症または腫瘍によるものが代表的です。炎症にはウイルスや細菌の感染による急性リンパ節炎、慢性リンパ節炎などがあります。急性リンパ節炎はリンパ節腫脹の原因として頻度が高く、腫れた部位の痛みをともないますが、通常は抗菌薬や消炎鎮痛薬の投与により1~2週間で良くなります。
引用:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「頸部の腫れ・腫瘍

頸部リンパ節膨張は、首の腫れや痛み・発熱・倦怠感などが主な症状として挙げられます。

原因によって治療法は異なり、感染症の場合は抗菌薬、腫瘍の場合は手術や放射線治療などが行われます。

首の腫れが続く場合や、発熱や体重減少などの全身症状を伴う場合は、医療機関を受診してください。

首の右側・首筋の痛みへの対処法

首の右側・首筋の痛みが起きた場合は、以下の方法で対処しましょう。

首の右側と首筋の痛みが続いている方は、上記の対処法を試してみてください。

医療系国家資格保持者がいる専門機関にみてもらう

首や首筋の痛みが続く場合、医療系国家資格保持者がいる専門機関にみてもらいましょう。

整体では、体の歪みや筋肉の緊張を調整し、痛みの緩和や根本的な改善を目指します。

また整体での施術効果を維持し、再発を防止するために、自宅でできるセルフケアも行いましょう。

TADASUでは施術だけでなく、人間の体のプロである理学療法士が監修した、効果的なストレッチやエクササイズを提供しています。

当院の施術とセルフケアで、つらい首の痛みを根本から改善し、快適な毎日を送りましょう。

\首の痛みはTADASUにご相談ください!/


ストレッチを行う

ストレッチを行う

ストレッチは筋肉の柔軟性を高め、首のこりや痛みを和らげる効果があります。

おすすめの首周りのストレッチは、以下の通りです。

  1. 右手を頭の左側に添え、ゆっくりと頭を右側に倒す
  2. 首の左側が伸びているのを感じながら、15~30秒間キープする
  3. 反対側も同じ流れで行う

首のストレッチを行う際はゆっくりと呼吸をしながら、筋肉を伸ばすことを意識しましょう。

痛みを感じる場合は悪化する可能性があるので、無理せずストレッチを中止してください。

誤ったまま行うと症状を悪化させてしまう可能性があるため、TADASUで正しい動作をご確認いただくのもおすすめです。

ストレッチを継続することで、首の柔軟性や可動域が向上し、疲労やこりが解消されやすくなります。

患部を温める

首の右側・首筋の痛みが続く場合は、患部を温めましょう。

慢性的な痛みや筋肉のこりには、温めることで血行を促進し、筋肉をほぐす効果が期待できます。

ただし症状にもよるため、分からない場合は自己判断せず専門家に相談するのがおすすめです。

姿勢を改善する

姿勢の問題で首の痛みが生じている場合は、正しい姿勢を意識し、長時間同じ姿勢を続けることを避けましょう。

特に、スマートフォンを使用する際の姿勢は、首に大きな負担をかけるため注意が必要です。

姿勢を改善する

スマートフォンを見る際は、首を過度に下げる姿勢は避け、画面を目の高さに近づけるようにしましょう。

デスクワークが中心の方はモニターの位置や椅子の高さを見直し、適度に休憩を挟んでください。

またストレッチや軽い運動を取り入れ、筋肉の柔軟性とバランスを保つことも重要です。

適切な枕を使用する

適切な枕選びは、首の健康だけでなく快適な睡眠に必要不可欠です。

枕の高さは、仰向けで首が自然なS字カーブを描き、首の真ん中に手のひら一枚分入るくらいのカーブが理想です。

素材は、通気性や体圧分散性に優れたものを選ぶと首への負担を軽減できます。

また、枕は継続して使用すると高さや形状が変わるため、定期的に枕のメンテナンスを行いましょう。

ただし、学生時代など体に何も問題がない時はどんな枕でも体は痛くなっていなかったはず。

枕に合わせられないほど、体に余裕がなくなっている証拠です。

漢方など市販薬を服用する

漢方などの市販薬の服用は、首の痛みを一時的に和らげる手段の1つです

ロキソニンやアセトアミノフェンなどの鎮痛剤は、痛みを直接抑える効果が期待できます。

また漢方薬は、体のバランスを整え自然治癒力を高めることを目指し、主に葛根湯などが首や肩のこりに用いられます。

ただし、漢方や市販薬は症状の緩和を目的としており、根本的な原因治療にはなりません。

首の痛みが改善しない場合や悪化した場合は、必ず医療機関を受診してください。

首の痛みで病院を受診すべきタイミング

首の痛みで病院を受診するべきタイミングは、以下の通りです。

痛みを長期間放置すると重大な疾患に繋がる可能性もあるので、適切な受診のタイミングを逃さないようにしましょう。

痛みが長引く場合

首の痛みが数日~1週間程長引いている場合は、早めに病院を受診しましょう。

放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。

また重大な疾患が隠れている場合もあるため、早期の診断と治療が重要です。

特に痺れ・麻痺・歩行困難などの神経症状がある場合は、すぐに病院を受診してください。

首を動かせない場合

首を動かせない場合は、緊急性の高い状態である可能性があるため、早めに病院を受診しましょう。

特に交通事故などの外傷後に首を動かせなくなった場合は、骨折や脱臼の疑いがあるため、救急要請を検討してください。

首を動かせない原因として、頸椎捻挫や頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性脊髄症などが考えられます。

上記の疾患を放置すると、神経損傷や麻痺などの後遺症が残る可能性があります。

「このくらいなら大丈夫」と自己判断せず、専門医の診断と治療を受けてください。

首の右側の痛みに関するよくある質問

首の右側の痛みに関するよくある質問は、以下の通りです。

首の痛みに関する原因について回答しているので、ぜひ参考にしてください。

スマホの影響で首が痛くなる?

スマホを見る際の首を曲げる姿勢は、首に大きな負担をかけ、痛みやこりの原因となります。

長時間同じ姿勢を続けることで、体重の1/10ほどと言われる頭の重さが首や肩の筋肉に負担をかけ、血行不良や神経圧迫を引き起こすためです。

首の痛みを放置すると、ストレートネックや頸椎椎間板ヘルニアに繋がる可能性もあるので注意してください。

スマホを使う際は、画面を目の高さに保ち、適度な感覚で首や肩のストレッチを行いましょう。

右首の付け根が突然痛くなった場合は?

右首の付け根が痛くなる原因としては、筋肉の炎症やこり、寝違え、頸椎椎間板ヘルニア、頸部リンパ節の腫れなどが考えられます。

痛みが軽い場合は、なるべく安静にして患部を温め、軽いストレッチをして様子を見てください。

強い痛み・痺れ・発熱・頭痛などを伴う場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

症状によっては専門的な治療が必要になる場合や、重大な疾患が隠れている可能性もあります。

つらい首の痛みを改善し快適な毎日を過ごしましょう

首の右側や首筋が痛くなる原因は様々で、寝違えやストレスのほか、重大な疾患が隠れている場合もあります。

首の痛みが長引く場合・強い痛みや麻痺がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

また軽い首の痛みであれば、整体に行くことで、原因となっている姿勢への直接的なアプローチが期待できます。

さらに整体と合わせてセルフケアを行うことで、早期の改善が見込めるでしょう。

TADASUでは、医療国家資格である理学療法士の資格を持った整体師による施術と、自宅でできるセルフケアを組み合わせた独自のメソッドで、首の痛みを根本から改善します。

首や首筋の痛みに悩まされている方は、当院の初回体験にて効果が期待できるかどうかお試しください。

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