「腰が痛くて何日も辛いけど、整形外科と整骨院のどっちに行くべきか分からない…」
「整形外科に行っても異常なしと言われた」
このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
腰痛で悩む方にとって、整形外科と整骨院・整体のどちらを選ぶべきかは重要な問題ですが、腰痛の種類や症状によって、どこが適しているかは大きく異なります。
そこで本記事では、整形外科と整骨院・整体それぞれの特徴やメリット・デメリット、腰痛のタイプ別にどちらの施設を選ぶべきかを詳しく解説します。
腰痛症状に合った適切な診療科を選びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
整形外科と整骨院・整体の違いは、受けられる施術内容や担当者の資格・保険適用の範囲など多岐にわたります。
両施設の主な違いを以下の表にまとめました。
項目 | 整形外科 | 整骨院 | 整体 |
主な施術内容 | ・診察・検査 ・投薬 ・注射 ・手術 ・リハビリ | ・手技療法 ・物理療法 ・運動療法 | ・手技療法 ・姿勢矯正 ・セルフケア指導 |
慢性腰痛への保険適用 | 適用可能 | 一部保険適用 | 基本的に適用外(自費診療) |
薬の処方 | 可能 | 不可 | 不可 |
一般的な料金相場 (初診時) | 保険適用:1,000円〜3,000円 自費:5,000円〜10,000円 | 5,000円〜10,000円 | 自費のみ:4,000円〜15,000円 |
整形外科は医師による診察・検査・薬の処方が可能な医療機関で、ほぼ全ての腰痛に保険が適用されますが、整骨院では柔道整復師による手技療法が中心のため、急性外傷のみ保険適用となります。
整体院は民間資格の施術者が姿勢矯正やセルフケア指導を行うのが一般的なため、基本的に自由診療です。
腰痛の場合は、診療院に限らず、急性または慢性で保険適用の可否が異なります。
腰痛の症状によって、整形外科と整骨院・整体のどちらに行くべきかは以下のように異なります。
腰痛の症状 | 症状の特徴 | 相談先 |
椎間板ヘルニア 坐骨神経痛 | 腰痛に加え、足のしびれや痛みが放散する | 整形外科 |
ぎっくり腰 | 急に起こる激しい腰痛、動けないほどの痛み | 初回は整形外科 その後は整骨院・整体も可 |
慢性的な腰痛 | 3ヶ月以上続く鈍い痛みや違和感 | 整体 (検査で異常がない場合) |
それでは、各症状について詳しく見ていきましょう。
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の特徴は、腰痛だけでなく足にしびれや痛みが放散することです。
これは、背骨と背骨の間にあるクッション(椎間板)がはみ出して神経を圧迫することで起こります。
このような症状がある場合は、以下の理由から、まず整形外科を受診しましょう。
整形外科での検査と診断を受けた後、症状が軽度〜中等度であれば、リハビリの一環として整骨院での施術を組み合わせることも効果的な場合があります。
ただし、その場合は必ず整形外科医に相談し、了承を得た上で行うようにしましょう。
ぎっくり腰(急性腰痛症)は急に発症する強い腰痛で、重い物を持ち上げたときや体をひねったときなど、何かのきっかけで突然起こることが特徴です。
痛みが強く、動くこともままならない状態になることもあります。
ぎっくり腰になった場合の受診先は、以下のポイントを考慮して決めましょう。
ぎっくり腰の多くは1〜2週間程度で自然に改善するとされていますが、適切な初期対応が回復を早めるポイント。
整形外科では主に薬物療法や安静の指示が中心となり、整骨院では手技療法や物理療法などの施術が中心となります。
どちらも保険適用となりますが、同時期に両方の施設で同じ症状に対して保険施術を受けることはできないため注意が必要です。
慢性的な腰痛は痛みの強さが変動しながら長期間持続することで、3ヶ月以上続く場合には、以下のような流れで受診するのがおすすめです。
慢性腰痛は、近年の研究では約78%が適切な検査と診断により要因を特定できるとされています。
※参照:PubMed
こうした慢性的な腰痛には、筋肉や筋膜へのアプローチが効果的なケースが多いです。
整体では一人ひとりの症状や生活習慣に合わせた施術を行い、長時間のデスクワークや運動不足・ストレスなど、日常生活から生じる慢性的な腰痛に対して根本から改善できるようアプローチします。
慢性腰痛でお悩みならオーダーメイド整体TADASU
慢性的な腰痛でお悩みの方に、TADASUでは一人ひとりの体の状態や生活習慣に合わせたオーダーメイドの施術をご提供しています。
「整形外科で異常なしと言われたけど痛みは続いている」「何をしても改善しない」という方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングをお試しください。
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整形外科は医療機関として医師による診察や処置を受けられるため、以下のような場合は、まず整形外科を受診することを検討しましょう。
整形外科では、MRIやレントゲン検査によって腰痛の原因を診断するため、腰痛に加えて足のしびれや痛みが広がる・くしゃみや咳をすると痛みが増すなどの症状がある場合は、必ず整形外科を受診しましょう。
このような症状がある場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・腰椎分離症などの整形疾患の可能性が高いため、適切な診断と治療が重要です。
整骨院は、手技療法や物理療法を用いて身体の不調を改善する施設のため、痛みの程度は小さいものの、慢性的に腰痛が続いている場合は整骨院での施術が効果的な場合が多くあります。
整骨院を受診すべき主なケースは、以下の通りです。
前述の通り、慢性的な腰痛(3ヶ月以上続く腰痛)の場合、実は85%以上が「非特異的腰痛」と呼ばれる、レントゲンやMRIでは原因が特定できないタイプだといわれています。
また、整形外科を受診して「異常なし」と診断されたにもかかわらず痛みが続いている場合も、画像には映らない筋肉や筋膜の問題が原因となっていることが多いため、整骨院での施術が効果的でしょう。
整体では姿勢の根本改善やセルフケア指導を目的とした施術を提供する施設であり、特に予防ケアやストレス性の腰痛、姿勢改善を重視したい方には整体がおすすめです。
整体がおすすめのケースは、以下の通りです。
整体の大きな特徴である体全体のバランスを重視したアプローチは、腰痛の原因として挙げられる骨盤の歪みや肩こり・首の緊張などを総合的に改善することで腰痛の軽減を目指します。
特に現代人に多いデスクワークによる前かがみ姿勢やスマートフォンの使いすぎによるストレートネック、運動不足による筋力低下などが原因の腰痛には、整体での姿勢矯正が効果的な場合があります。
オーダーメイド整体TADASUでは、慢性腰痛でお悩みの方に対して、一人ひとりの症状や生活習慣に合わせた施術を提供しています。
患者様の骨格や筋力を国家資格を持ったセラピストが徹底分析し、痛みの原因にアプローチすることが可能です。
「長年の腰痛をなんとかしたい」とお悩みの方は、ぜひ以下からご相談ください。
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この記事では、腰痛で整形外科と整骨院・整体のどこに行くべきかについて詳しく解説してきました。
両施設にはそれぞれ特徴があり、自分の症状に合った施設を選ぶことが早期改善の鍵となります。
整形外科と整骨院・整体を選ぶ際は、以下を参考にしてください。
症状 | 相談先 |
急性の強い腰痛(ぎっくり腰) | 整形外科 |
足のしびれを伴う腰痛 | 整形外科 |
長期間続く慢性腰痛 | 整骨院・整体 |
姿勢の悪さによる腰痛 | 整骨院・整体 |
再発を繰り返す腰痛 | 整骨院・整体 |
腰痛患者の多くは、最初に整形外科で検査を受けた後、「異常なし」と診断されて適切な治療を受けられないまま痛みと共に生活しているケースが少なくありません。
そのため、腰痛を根本から改善したいという方は、オーダーメイド整体TADASUをご検討ください。
当院では一般的な整骨院とは異なり、患者様の骨格や筋力状態・生活習慣に合わせた完全オーダーメイドの施術プランを提供しています。
また、施術を受けた直後だけでなく長期的な改善を目指すため、施術後のセルフケアもサポートいたしますので、まずは以下から腰痛のお悩みをご相談ください。
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