反り腰は整体で本当に治る?整骨院や病院との違いや料金・保険適応についても解説

反り腰は整体で本当に治る?整骨院や病院との違いや料金・保険適応についても解説

監修者
オーダーメイド整体TADASU 技術監修 / 理学療法士
坂下翔太
Sakashita Shota
・株式会社towards代表取締役
・オーダーメイド整体TADASU 技術監修
・オンラインサロン「Synergist Lab.」運営
・取得資格:理学療法士、PHI Pilates Instructor、NASM-PES、Foot control trainer

臨床数2万件以上。自身の臨床の中で患者自身の運動学習の必要性を感じ、ピラティスやAnimal flowなどの運動療法を積極的に用い、臨床施術に加えアスリートから学生まで幅広く指導しながら後進育成に従事。

「腰痛が慢性的に続いている」
「反り腰を改善したいけど、整体は本当に効果があるのか疑問…」

このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

反り腰は腰椎(腰の骨)の反りが強くなっている状態で、放置すると慢性的な腰痛だけでなく、坐骨神経痛や腰部脊柱管狭窄症などの深刻な疾患につながるリスクもあります。

そこで本記事では、整体が反り腰に効果的な理由から保険適用の有無・病院に行くべきケースまで詳しく解説します。

また、反り腰改善に効果的なセルフケア方法なども紹介しているので、「どうせ治らない」と諦めていた反り腰の悩みを解消するために、ぜひ最後までご覧ください。

反り腰は整体で改善できる

反り腰は、適切な整体施術によって改善が期待できます

そもそも反り腰とは、骨盤が前傾しすぎることで腰椎の前弯(S字カーブ)が過剰になった姿勢の乱れのことで、日常的な姿勢の癖や筋肉のアンバランスによって生じた身体の構造的なゆがみが主な原因です。

反り腰とは

整体は、以下2つの理由から反り腰改善が期待できます。

骨格と筋肉の両方にアプローチできる

反り腰の主な原因は、骨盤の前傾(骨格のゆがみ)とそれに伴う筋肉バランスの崩れにあり、整体では単に筋肉をほぐすだけでなく、以下のようにアプローチが可能です。

反り腰に関わる部位問題点整体での対応
骨盤過度な前傾により腰椎に負担骨盤矯正による正しい位置への調整
腹筋群弱化して支持力が低下インナーマッスルにアプローチする施術
腸腰筋緊張・短縮による骨盤前傾の促進筋膜リリースによる緊張緩和
背筋群過緊張により腰椎の過剰な前弯筋肉調整による緊張緩和

整体の強みは、筋肉と骨格を同時に調整できる点にあります。

マッサージだけでは緩和できない深層筋の緊張にもアプローチし、骨盤や背骨の位置関係を整えることで、身体が本来あるべき姿勢に近づくよう導きます。

施術者の手技によって、筋肉と関節の動きを促進し、反り腰によって圧迫されていた神経への負担も軽減するのです。

姿勢のクセを根本から見直せる

整体では「反り腰そのもの」だけでなく、反り腰を生み出す日常的な姿勢や動作のクセにまで踏み込んだ指導を行うため、より根本的な改善を目指せます。

例えば、デスクワークの多い方であれば座り方、立ち仕事の多い方であれば立ち姿勢、さらには歩き方や寝方まで、生活習慣全体を見直すことが重要です。

オーダーメイド整体TADASUでは、カウンセリング時に骨格・筋力を徹底分析し、一人ひとりの体の状態や生活スタイルに合わせた施術プランを提案しています。

「何をしても良くならない」「医師から異常なしと言われたけど痛みは続いている」という方は、ぜひ一度専門家による総合的な姿勢評価を受けてみてください。

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整骨院との違いは?

整体と整骨院は、以下のように施術内容や資格要件に大きな違いがあります。

項目整体整骨院(接骨院)
施術者の資格・法的な資格制度なし(民間資格あり)
・国家資格(柔道整復師など)を持つ施術者もいる
柔道整復師(国家資格)が必須
主な対象症状・骨格や筋肉のバランス調整
・姿勢矯正(反り腰など)
・骨盤矯正
・筋肉の緊張緩和
・慢性的な痛みやこり
・骨折、脱臼(医師の同意が必要)
・捻挫、打撲、挫傷
・スポーツ外傷
・急性の外傷性の痛み
メリット・骨格と筋肉を総合的に調整
・姿勢の根本的な改善
・生活習慣指導も含めた対応
・オーダーメイド施術が多い
・国家資格者による施術で安心
・保険適用の場合は費用が抑えられる
・外傷の治療に専門性が高い
・医学的知識に基づく施術
デメリット・基本的に自費診療
・施術者の技術に差がある
・医学的エビデンスが限られる
・慢性症状や姿勢矯正には向かない
・局所的な対応が中心
保険適用基本的に適用外
(全額自己負担)
外傷に限り適用可能
(骨折・脱臼・捻挫・打撲など)
おすすめのケース・反り腰などの姿勢の歪み
・慢性的な腰痛や肩こり
・骨盤の歪みによる症状
・全身のバランス調整が必要な場合
・スポーツや日常生活での怪我
・急性の痛みや腫れ
・捻挫や打撲の治療
・保険を使って治療したい場合

整体は骨格や筋肉のバランスを全体的に調整する施術であるのに対し、整骨院は柔道整復師という国家資格を持つ施術者が主に外傷(骨折・捻挫・打撲など)に対応する施設です。

急性の怪我や明らかな外傷がある場合は整骨院が適していますが、反り腰のような慢性的な姿勢の問題や骨格と筋肉のバランス調整が必要な場合は整体院が適しているでしょう。

反り腰で病院に行くべきケース

反り腰の症状がある場合でも、整体ではなく病院(主に整形外科)を受診すべきケースがあります。

特に以下のような症状が見られる場合は、早めに医療機関での診察を受けるのがおすすめです。

症状受診すべき診療科
強い腰痛で日常生活に支障がある整形外科
腰から足にかけてのしびれや筋力低下整形外科、脳神経外科
長期間の姿勢改善を試みても症状が悪化整形外科
安静時や夜間の腰痛が強い整形外科、内科
発熱を伴う腰痛整形外科、内科

反り腰が原因と思われる症状でも、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、より深刻な疾患が隠れている可能性があります。

上記のような症状がある場合は、無理に我慢せず、病院での診断を受けた上で整体を利用するか判断しましょう。

診断結果や治療方針を整体施術者に伝えることで、より安全で効果的な施術を受けることが可能です。

反り腰で整体に通う場合の料金相場や保険適用の有無

整体施術は原則として健康保険適用外の自費診療となります。

これは整体が「医業類似行為」に分類され、医療行為として公的に認められていないためです。

ただし、施術者が柔道整復師などの国家資格を持ち、以下のような特定の症状に対しては保険適用となる可能性もあります。

症状保険適応の可能性条件と理由
打撲・捻挫あり施術者が柔道整復師の資格を持ち、整骨院として届け出ている場合
骨折・脱臼条件付きであり医師の同意が必要、かつ急性期のみ
反り腰による腰痛なし慢性的な姿勢の問題は適用外
筋肉疲労・こりなし疾病とみなされない

また、基本的に自費診療の整体は、地域や施設のグレード・施術内容などによって料金も大きく異なり、料金相場は60分約6,000円~9,000円が一般的です。

多くの整体院では初回限定の体験価格を設定していますが、単に安さだけで選ぶのではなく、施術者の資格や経験、口コミ評価、施術内容などを総合的に判断しましょう。

オーダーメイド整体TADASUでも初回限定コースのご用意があり、通常11,000円の施術料金が今なら1,500円で受けられます。

国家資格を持つ専門スタッフによる一人ひとりの骨格や体質・症状に合わせた施術を提供しているので、反り腰でお悩みの方は、まずはお得な体験コースでTADASUの施術をお試しください。

整体での施術の流れ【TADASUの場合】

オーダーメイド整体TADASUでは、単なるもみほぐしではなく、カウンセリングから姿勢分析・施術・自宅でのセルフケアまでをトータルでサポートするため、長期的な改善効果が期待できます。

当院の施術は、以下のような流れで行います。

カウンセリング

TADASUの施術では、まず徹底的なカウンセリングからスタートします。

「いつから腰痛を感じているか」「日常生活でどんな姿勢が多いか」「どんな動作で痛みが強くなるか」など、詳しくヒアリングし、国家資格を持ったセラピストが豊富な知識と経験をもとに、表面的な症状だけでなく、反り腰の根本的な原因を探ります

AI姿勢分析

最新のAI技術を活用し、反り腰の状態を客観的に分析します。

専用の撮影装置で姿勢を撮影し、AIが骨格のライン・角度・バランスなどを数値化。

「自分の反り腰がどの程度なのか」を視覚的に確認できるため、問題意識が高まり改善へのモチベーションにつながります。

ほぐす

TADASUでは、反り腰の原因となる筋肉や、関連する部位まで総合的にアプローチ

厳しい技術テストを通過したセラピストが、腰部だけでなく、骨盤周りや太もも前面の筋肉など、反り腰に関連する全身の筋肉バランスを整えていきます。

動かす

単にもみほぐすだけで終わらないことが当院の強み。

筋肉をほぐしただけでは2〜3日で元の状態に戻ってしまうため、正しい身体の使い方を指導し、反り腰の再発を防ぎます。

骨盤の適切な位置を保つための立ち方・座り方や、腹筋と背筋のバランスを整えるための簡単なエクササイズなどを実践的に指導します。

セルフケアサポート

TADASUでは施術後も継続的なサポートを提供しています。

施術内で行った運動やストレッチの動画をお送りしたり定期的に進捗確認をしたりと、自宅でのセルフケアをしっかりとサポート

反り腰の改善には継続的なケアが必要ですが、セラピストとの二人三脚だからこそ、モチベーションを維持しながら続けられるでしょう。

今だけ体験料11,000円→2,000円

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反り腰改善のために日常的にできること

反り腰は整体施術によって改善が期待できますが、日常生活での意識的なケアも欠かせません。

ここでは、日常生活で実践できる反り腰改善のポイントを2つ紹介します。

正しい座り方・立ち方を習慣づける

反り腰の原因は「骨格のゆがみ」だけでなく、日常的な姿勢のクセの積み重ねによっても引き起こされます

特に、運送業やデスクワークなど座っている時間が長い人ほど、骨盤が前傾したまま腰が反った状態で固定されやすく、約6割もの人が経験しているというデータも。
※参照:厚生労働省

仕事中・通勤中は以下のポイントを意識して、習慣づけるようにしましょう。

正しい座り方と正しい立ち方

座る際に特に重要なのは「坐骨で座る」ことです。

多くの人はお尻の後ろ側や腰で座っていますが、これが骨盤の前傾を促し、反り腰の原因になります。

また、立っている時は特に無意識に「腰を反る・胸を張る」姿勢になりがちで、一見良い姿勢に見えますが、実は腰に大きな負担をかけています。

背筋を伸ばす時は、お腹も同時に軽く引き締めることで、腰椎への負担を軽減できるでしょう。

ストレッチを行う

デスクワークや長時間の座位によって腸腰筋(ちょうようきん)※が縮こまると、骨盤が前傾しやすくなり、腰の反りが強まります。
※腰椎から骨盤を通って太ももの付け根に付着する筋肉のこと

この腸腰筋を伸ばすために、以下のストレッチを定期的に取り入れてみてください。

【効果的な腸腰筋ストレッチのやり方】

  • 片膝立ちでランジ姿勢をとる(前脚90度、後脚は膝立ち)
  • 背筋を伸ばしながら、骨盤ごと前方にスライドさせる
  • 後ろ脚のつけ根(股関節の前側)が伸びているのを感じたらそのままキープ

このストレッチは、特に長時間座った後や起床時、就寝前に行うと効果的です。

ストレッチを行う際は、痛みを感じない範囲で日常生活に取り入れることで、整体施術との相乗効果でより効果的に反り腰を改善することができるでしょう。

整体で反り腰の根本改善を目指そう!

本記事では、反り腰の原因や整体による改善の可能性、整骨院や医療機関との違い、さらには日常生活でできる対策について詳しく解説してきました。

反り腰は単なる見た目の問題ではなく、慢性的な腰痛や姿勢の悪化、さらには重篤な疾患へのリスク要因ともなる重要な問題です。

適切なケアを選ぶことで、多くの場合は改善が期待できるでしょう。

反り腰の症状別!行くべき診療機関

症状の種類おすすめの機関
軽度〜中度の反り腰
・姿勢の悪さが気になる
・慢性的な腰痛がある
・腰に疲労感がある
整体院
反り腰+何らかの外傷
・スポーツでの捻挫や打撲がある
・急性の痛みを伴う
整骨院
重度の症状
・強い痛みで日常生活に支障がある
・足へのしびれや痛みが広がる
・急な筋力低下がある
整形外科
慢性的な反り腰で治らない
・病院で「異常なし」と言われた
・何をしても改善しない
・根本からの改善を希望
国家資格者のいる整体院

整体は特に「骨格と筋肉のバランスを整える」ことを目的としているため、反り腰のような姿勢の問題には非常に適しています

ただし、整体には法的な資格制度がなく、施術者の技術や知識に大きな差があるため注意が必要です。

慢性的な反り腰でお悩みの方や、「整形外科で異常なしと言われたけれど痛みは続いている」という方は、ぜひ一度オーダーメイド整体TADASUの体験施術をお試しください。

国家資格を持ったセラピストによる的確な分析と施術で、長年の悩みから解放される第一歩となるかもしれません。

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