むくみを即効で解消する方法を解説!原因と予防法も整体のプロが紹介

むくみを即効で解消する方法を解説!原因と予防法も整体のプロが紹介

監修者
オーダーメイド整体TADASU 技術監修 / 理学療法士
坂下翔太
Sakashita Shota
・株式会社towards代表取締役
・オーダーメイド整体TADASU 技術監修
・オンラインサロン「Synergist Lab.」運営
・取得資格:理学療法士、PHI Pilates Instructor、NASM-PES、Foot control trainer

臨床数2万件以上。自身の臨床の中で患者自身の運動学習の必要性を感じ、ピラティスやAnimal flowなどの運動療法を積極的に用い、臨床施術に加えアスリートから学生まで幅広く指導しながら後進育成に従事。

朝、鏡を見て顔のパンパン具合にがっかりしたり、夕方になると靴がきつくて足が重く感じたり…。つらい「むくみ」は、多くの人が抱える悩みのひとつです。

「このむくみ、今すぐどうにかしたい!」そう思うのは当然のこと。実は、むくみの原因を理解し、正しい方法で対処すれば、ご自身で迅速にケアすることが可能です。

この記事では、整体のプロの視点から、気になるむくみを今すぐ解消するための即効セルフケア、根本原因、そして繰り返さないための予防習慣まで、本当に必要な情報だけを厳選して分かりやすく解説します。

もし、セルフケアを続けても改善しない、あるいは根本から体質を見直したいとお考えなら、オーダーメイド整体「TADASU」があなたの力になります。

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そもそも「むくみ」とは?なぜ起こるのか

むくみとは、医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれ、皮膚の下にある細胞と細胞の間に、余分な水分が溜まってしまった状態を指します。

私たちの体では、血管やリンパ管を通じて常に水分が循環し、栄養を届け、老廃物を回収しています。

しかし、何らかの原因でその流れが滞ると、水分がうまく回収されずに溜まり、むくみとして現れるのです。

特に、心臓から遠い足や、皮膚が薄い顔はむくみの影響が出やすい場所と言えます。

【部位別】気になるむくみを今すぐ解消!即効セルフケア

つらいむくみは、気になる部分からすぐにケアしたいものでしょう。

ここでは、特に悩んでいる方が多い「顔」と「足」の部位別に、即効性が期待できるセルフケア方法をご紹介します。

むくみの解消方法をあまり知らない方は、ぜひ参考にしてください。

【顔・まぶた】朝の5分で変わる!フェイシャルマッサージ

「大事な予定の日に顔がむくんでいる」といったそ緊急事態では、リンパの流れを意識したマッサージが効果的です。

クリームやオイルを使い、肌への摩擦を避けて優しく行いましょう。

【顔・まぶた】朝の5分で変わる!フェイシャルマッサージ
  1. リンパの流れをよくするまず、リンパの最終出口である鎖骨のくぼみを、指で優しくプッシュします。
  2. 首筋を流す耳の下から鎖骨に向かって、首の側面を手のひら全体で優しくなで下ろします。
  3. フェイスラインを流す顎の先から耳の下に向かって、フェイスラインを引き上げるように流します。
  4. 目元をケアする目の周りの骨に沿って、目頭から目尻、こめかみへと指の腹で優しくプッシュします。
  5. 全体を流す最後に、顔全体から集めた老廃物を流すイメージで、もう一度耳の下から鎖骨へなで下ろします。

大切なのは、肌を強くこすらず、表面を優しくなでるような力加減で行うことです。

【足・ふくらはぎ】座ったままでもOK!パンパンな足を軽くする運動&マッサージ

夕方になると足がむくんでつらい、という悩みは非常に多いですが、「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎを動かすことで改善が期待できます。

ここではすぐに実践しやすい例を紹介します。

オフィスで簡単!かかと上げ下げ運動
<オフィスで簡単!かかと上げ下げ運動>
  • 椅子に深く座り、姿勢を正します。
  • かかとを床につけたまま、つま先をゆっくりと上げて5秒キープ。
  • 次にかかとをグッと高く引き上げ、同じく5秒キープします。
  • この動きを10回ほど繰り返すだけで、ふくらはぎのポンプ機能が刺激されます。
<お風呂で効果的!ふくらはぎマッサージ>
  • 湯船の中や、お風呂上がりの体が温まっている時に行います。
  • 足首からひざの裏に向かって、ふくらはぎ全体を両手で包み込むように、優しくさすり上げます。
  • 特に、ひざの裏はリンパが集中する場所なので、指で軽くプッシュすると効果的です。

オフィスでは簡単な運動を、自宅ではお風呂上がりのマッサージを、というように場面に合わせてケアを使い分けてみましょう。

【内側からケア】むくみ解消をサポートする食べ物・飲み物

マッサージなどの外側からのケアと合わせて体の中からアプローチすることで、むくみの解消がより期待できます。

ここでは、むくみに効果的な食べ物と、正しい水分補給の知識について解説します。

排出を促す「カリウム」豊富な食べ物

むくみの大きな原因である「塩分(ナトリウム)」。このナトリウムの排出を促してくれる栄養素の大半が「カリウム」です。

カリウムは野菜や果物などに多く含まれており、意識することで手軽に摂取できます。

  • 果物:バナナ、キウイフルーツ、アボカド
  • 野菜:ほうれん草、かぼちゃ、枝豆
  • その他:海藻類(わかめ、ひじき)、納豆、きのこ類

これらの食材を日々の食事にバランス良く取り入れることで、むくみにくい体づくりを目指せます。

ただし、腎臓に持病のある人(腎不全など)では、医師の指導によりカリウムの摂取が制限される場合があります。

健康な人にとっては有効な栄養素ですが、持病をお持ちの人は必ず医師や栄養士の指導に従ってください。

正しい水分補給のコツ|「水を飲むとむくむ」は誤解?

「水を飲むと余計にむくむ」というのは、実はよくある誤解です。

体内の水分が不足すると、RAA系と呼ばれるホルモンの働きによって、体は水分や塩分を体内に溜め込もうとします。これが結果的にむくみの原因になります。

老廃物や余分な塩分を尿としてスムーズに排出するためには、十分な水分が必要不可欠です。

一気にがぶ飲みするのではなく、1日に1.5L程度の水をコップ1杯ずつ、こまめに飲むことを心がけてください。

あなたのむくみはどのタイプ?考えられる主な原因

即効ケアと合わせて、なぜむくむのか原因を知ることが根本解決への第一歩です。

ご自身の生活習慣と照らし合わせて、当てはまるものがないか確認してみてください。

原因のタイプ具体的な内容
塩分の摂りすぎ体内の塩分濃度が上がると、それを薄めるために体が水分を溜め込みます。加工食品や外食が多い方は特に注意が必要です。
長時間の同じ姿勢デスクワークや立ち仕事でふくらはぎの筋肉が動かないと、重力で血液やリンパ液が足に滞りやすくなります。
運動不足・冷え筋肉量の低下や血行不良は、体内の水分を巡らせる力を弱めてしまいます。体が冷えると血管が収縮し、さらに悪化します。
ホルモンバランスの変化特に女性は、生理前や妊娠中にホルモンの影響で体に水分を溜め込みやすくなる時期があります。

これらの原因は一つだけでなく、複数が絡み合っていることも少なくありません。

自分の生活を見直すきっかけにしてみてください。

注意:こんなむくみは病気のサインかも?

ほとんどのむくみは一過性ですが、中には心臓や腎臓などの病気が隠れているケースもあります。

以下に当てはまる症状が見られる場合は、セルフケアで様子を見ずに、すぐに内科や循環器科などの医療機関を受診してください。

  • 片足だけが異常にむくむ、または左右差が激しい
  • むくんでいる部分を指で強く押すと、跡がへこんだまま戻らない
  • 急に体重が増えた(1週間に2~3kg以上)
  • 横になると息苦しい、動悸がする

これらは体からの重要なサインの可能性があるため、自己判断せずに専門医に相談することが大切です。

もう繰り返さない!むくまない体質をつくる5つの予防習慣

即効ケアでむくみが取れても根本的な解決にはならず、同じ生活を続けていては、つらいむくみを繰り返してしまいます。

ここでは、今日から始められる5つの生活習慣をご紹介します。

一気にすべて始める必要はないので、まず1つでもいいので始めるようにしてみてください。

習慣1:食事の塩分をコントロールする

むくみを気にしている方で、普段食事面をあまり気にしていない人は、「減塩」を意識することから始めましょう。

だしや香辛料、香味野菜(しょうが、ネギなど)を上手に使うと、薄味でも美味しく感じられます。

ラーメンの汁を飲み干さない、加工食品やインスタント食品を少し控える、といった小さな工夫も効果的です。

習慣2:「歩く」習慣でふくらはぎを動かす

むくみ予防には、ふくらはぎのポンプ機能をしっかり使うことが大切です。

特別な運動をする時間がなくても、「歩く」ことで十分に補えます。

エスカレーターを階段に変える、一駅手前で降りて歩くなど、日常生活の中に歩く機会を意識的に増やしましょう。

習慣3:体を冷やさない・温める工夫(入浴など)

冷えは血行不良を招き、むくみの大きな原因となります。

シャワーだけで済ませず、38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かる習慣をつけましょう。

全身の血行が良くなるだけでなく、リラックス効果も期待できます。

夏場でも冷房対策として靴下や羽織るものを活用し、体を冷やさない工夫が大切です。

習慣4:こまめな水分補給を日課にする

適切な水分補給は、むくみ予防に不可欠です。

手元に水筒やペットボトルを置いておき、喉が渇く前にこまめに飲むことを習慣づけましょう。

特にカフェインの入ったコーヒーやお茶をよく飲む方は、それとは別に「水」を飲む時間を意識してください。

習慣5:自分に合ったセルフケアを続ける

この記事でご紹介したマッサージやストレッチを、ぜひお風呂上がりなどのリラックスタイムに日課として取り入れてみてください。

その日のむくみをその日のうちにリセットする習慣をつけることが、慢性的なむくみの予防に繋がります。

自分にとって「気持ちいい」と感じるケアを見つけて続けることが何より大切です。

全身のむくみに関するよくある質問と回答を紹介します

最後に、むくみに関するよくある質問と回答を紹介します。

Q1. むくみ解消にサプリは効果ある?

むくみ対策を謳ったサプリメントは市販されています。

これらは体内の水分バランス調整をサポートする効果が期待できますが、あくまでも「食生活の補助」として捉えることが重要です。

サプリメントは薬ではないため、頼りすぎるのではなく、まずは食事や運動といった根本的な生活習慣を見直すことから始めましょう。

Q2. 顔のむくみは何時間くらいで取れる?

原因やその人の体質によりますが、睡眠不足や軽い飲酒による一過性のむくみであれば、比較的早く改善します。

マッサージや十分な水分補給を行うことで、数十分から半日程度で軽快することが多いです。

ただし、塩分の摂りすぎが原因の場合は、体内の塩分濃度が正常に戻るまで時間がかかるため、丸一日ほど続くこともあります。

セルフケアで改善しないなら、体のプロに頼るという選択肢もある

今回は、むくみを即効で解消するためのセルフケアから、その原因、そして繰り返さないための予防習慣までを詳しく解説しました。

マッサージや食事改善、運動といったセルフケアは、日常的なむくみに対して非常に有効です。しかし、「色々試しても、むくみがなかなか改善しない」「すぐに元に戻ってしまう」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その場合、あなたのむくみの原因は、表面的な血行不良だけでなく、自分では気づきにくい「体の歪み」や「筋肉のバランスの乱れ」といった、より根本的な問題に隠れているのかもしれません。

整体院「TADASU」では、体の構造と機能を知り尽くしたプロが、一人ひとりの状態を丁寧に見極め、むくみの根本原因となりうる骨格の歪みや筋肉のバランスに直接アプローチします。

その場しのぎの対症療法ではなく、不調を繰り返さない健やかな体づくりをサポートするのが私たちの役目です。

本気で体質から改善し、むくみの悩みから解放されたい方は、ぜひ一度、TADASUにご相談ください。

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